315
|
|
|
2004/1/17 前回につづいてRD-X4についてです 今回はRD-X2から新「RDエンジン」と名づけられた機能、マルチタスクなどのbebe'sなりの満足・不満な点初心ユーザーの点から触れてみたいと思います さきに結論から申し上げると、おそらく、この手のレコーダーの使い勝手は各社・各モデルともに過渡期にあるのか、高いものは売れない時代におけるコストとのせめぎあいなんだと思いますが 比較対象は、前モデルのRD-X2なので、その後のXSシリーズや他社機との比較にはなりません RDエンジンと「魔法」 X2からの進化についてはまず、「RDエンジン」です いきなり脱線しますが、「エンジン」ってネーミングは、昨今のデジタルデバイスでの性能アピールやイメージづくりによいんでしょうかね?ほかにもWEGAエンジンとかね。古くは「PCエンジン」ってのがありましたけどね そもそもエンジンって内燃機関っていう意味のような言葉のイメージがありますが、RDプロセッサーよりもRDエンジンのほうがいいでしょね またRDシリーズの雑誌やTVCMでは、藤原ノリカちゃんの「魔法をかけましょう」の謳い文句 なんつっても「魔法」だからねぇ〜。 うちの息子も、X4の宣伝みると「魔法」と叫びますから、我が家では「魔法」と呼んでおります さておき、RDエンジンの使い勝手 わたしも、RDエンジンっての定義がよくわかってなかったのでメーカーサイトで調べてみました 「RDエンジン」搭載で機能も充実 引用元 東芝:プレスリリース (2003.11.12) まず、私の重視したのがこの「マルチ操作」です この手のHDDとDVDの再生・録画の複合機を実際につかってみると、とくにX2の場合問題になるのが「できないこと」 そもそもビデオデッキなんて再生してりゃ録画はできないし、それに比べれば複合機は非常に便利な代物なんですが、一体型であるがゆえにユーザーがより多機能をと考えてしまうのが、メーカー泣かせなところなのかもしれません 実際の用途では、録画中にできることとできないことがまず重要 HDDへの番組録画中に・・・ 1.別のHDD番組やDVDでの再生が可能 ただし、BSチューナーでHDDに録画しながら地上波番組もHDDにRに録画・・・などはできません。チューナーは独立していも よってセレクターとしても録画中は、外部入力も切り替えができません。唯一、「D5モニター」は独立して仕様は可能ですが、前回も触れたように音声は、そのとき録画している(あるいは再生している)番組が出力されます(アナログ・デジタルとも) 2.DVDビデオの作成はできません ここが現状での限界点なのか・・? 番組録画をしている時間を利用して、たまっているHDDの番組をDVD-Rに移そうというのは、しごく当たり前の発想なんですが、これまた通常のDVD-Video作成機能はつかえません できるのは、DVD-Rへ、HDDの番組をダビングできることだけです ダビングとDVD-VIDEO作成の違いは、ダビングが単にHDDのタイトルをまとめて、ダビングするのに対し、DVD-VIDEO作成メニューは、タイトルメニューをつくり、ファイナイズして他のDVDでみられるようにすることね せっかく、DVD-Rへの4倍速機能があるのに、たとえば1時間の番組を録画中に、裏でDVDへ別の番組をコピーしようとすると、コピーは15分で終わってしまうのに、ファイナライズもできないので、次のディスク作成に移ることができません 対応策としては、とりあえずダビングしたいものだけ、ディスクを買えながら移してしまい、予約録画が終わってからまとめてファイナライズする方法です もっとも、X4でしかみないのであればファイナライズの必要がないので問題はありません ただしこの方法には大きな落とし穴があり、すっかり罠にはまってしまいました。 (DVD-Rへの高速ダビングの落とし穴) 予約録画実行中に、HDDの別の番組(BSデジタルから録画した映画)をDVD-Rに高速コピーをしたところ、なんと本来16:9のアスペクトをもった番組なのに強制的に4:3アスペクトでコピーされてしまい、ディスクを一枚無駄にしてしまいました マニュアルで確認したところ、高速ダビングのときは、初期設定で設定されている「DVD-R作成時のアスペクト情報」を強制適用されてしまいます 通常、編集メニューの「DVD-VIDEO作成機能」では、手順の段階で、アスペクトを指定したり、DVD-Rへの直接録画時にも予約画面でそれぞれタイトルごとに指定が可能なんですが、なぜかこの高速ダビング時には、そのステップがありません しかも最悪なことに、番組録画中は初期設定メニューにもはいれないため、アスペクトがどっちになっているかも確認もできず、変更もできません 唯一の方法は、予約録画がはじまる前に、DVD-R作成時のアスペクト指定を確認、変更しておくことですが、そもそも録画がはじまって、時間があるからやろうと思うわけですからね〜 しかも、上記の方法で、ファイナラズをあと廻しにして、複数のディスクにダビングだけしておこうと思った場合でも、アスペクトの違うタイトルはダビングできないってことになりますからね このことはRDエンジンの「魔法」のかかりがいまいちの最たる欠点だと思いますが、なにか抜け道があるのかな??? ちなみにRAMへのダビングなら、オリジナルのアスペクトのままダビングしてくれるので問題はないんですが 3.編集が可能です X2ではできなかった機能ですが、録画中にHDDやDVD-RAMの別番組のCMをカットしたり、チャプター編集したりすることができるので、DVDビデオ作成の下準備の作業時間に当てることができます 4.DVD-RAMからHDDへのダビングはできません * 録画する方向やドライブによって可能な機能が異なります。 とあるように、録画予約実行中に、DVD-RAMからHDDへのダビングはできません そうそうつかう機能ではないのかもしれませんが、DVDレコーダーを2台もっている場合など、空き時間を利用してRAMに録画した番組をいったんHDDに戻して、あとで一枚にまとめるなんてことはできません。 たとえば、DVD-RAMに記録した番組を、知人に配布するためにDVD-Rにしようと思い、いったんHDDに移そうとしたときなどですね 5.別の予約が可能です いままでできなかったことが信じられないようなことですが、これができないレコーダーは、買うのはやめましょう たとえば、9時から1時間のドラマを録画実行中に、10時からの予約をしたいと思ったときに、現在実行中の番組が終わるタイミングをまっていないとできないってことですからね ちなみにX4の場合は、リモコンからの時間指定やGコード、ネットDEナビによるiEPGのすべてが録画実行中でも可能です 6.DV取り込みもできません DV端子のついたモデルで、DV端子によるシンクロ取り込み(再生デッキのポーズ状態から同時再生録画スタート)が可能になっていますが、この機能もやはり予約録画実行中にはできません こう書いていて誤解がありそうですが、予約待機中にできないというわけではありませんからご注意ください ただし、DV取り込み中に、あとから予約がある場合は、どうやら予約が最優先されるようにはなっているようです そもそも録画待機中という概念がないので、このあたりは、ビデオデッキとは一線を画すHDDレコーダーの便利なです。ビデオデッキの場合、テープを入れておいて、待機モードにしないとだめですからね なお、余談ながらDV取り込みについても不満がたくさんありますが、この件は別コラムにて 7.ジャストクロック 魔法機能とは直接関係がありませんが、X4もこれまでのビデオデッキ同様に、電源が切れていないと時報による時刻修正機能が働きません 7:00、12:00、19:00の時報での修正のようですが、どこかで電源をオフにしてジャストクロックをつかっていないと、内蔵時計は困ったことに「遅れ」て、番組の頭が切れます また、これに関連して時刻の修正は、初期設定メニューでおこなうのですが、これが秒単位までメモリーされていて、変更実行ボタンを押すときに、わざわざご丁寧に、「時間を変更すると予約に影響があるかもしれません」なんてメッセージがでてから再度決定ボタンを押すことになるため、ある程度目安であわせようとしたときには、その状態で待つ必要があります ちなみに、時計が遅れていたので、ちょっと進めておこうと思い、時刻修正をしてみたところ、うっかり「2004」のところを「2003」にしてしまい、時計が過去に戻ってしまったためか、予約情報が全部消えてしまい面倒な思いをしてしまいました。 時間を1年間違えちゃったことは、翌日に予約しようとしたときに、「60日?以上先はダメデス」って叱られたことがきっかけだったので、そのあいだの予約はすっかりNGになってました どっちにしても間違えたのは私ですけどね 以上、今回はマルチ操作と予約録画中での使い勝手についてです 次回、DVキャプチャーと画質編を予定 |