うわさのWATTaGATE381

2000/12/3

掲示板でScottie氏から興奮した報告をいただいたり、36号でのMaestr氏のレポートでも、褒めちぎりの壁コンセント・・・・

「WATTaGATEの381」のbebe版試聴報告であります


www.wattgate.com

ついこないだ、HUBBELの8300iを導入したばかりだというのに、springfield氏から、わざわざDMをいただき、貸してくださるというありがたいお話しをいただきました。早速お言葉に甘え郵送いただきました。ありがとうspringfieldさん!

そもそも今週末は、注文していたS/Aラボの電源ケーブルも届き、とりあえず付属ケーブルをつかっていたリトルプラネットとタップ用の電源ケーブルを自作する予定のところ、さらに381まで届いてしまって、うれしたのしや大忙しです。

さらに、アンプ、CDP電源部、CDP用のベース用にWEBショップでオーダーしてあったデュポン・コーリアンのボードまで届きました。この件は後日アップします

というわけで、HUBBELとWATTaGATEの公平な比較なために、まずは、金曜の晩から土曜日一日かけて、その他のセッティング変更をしたうえで、聞き比べてみました。
詳細は
こちら

39号でHUBBEL8300iがおとなしくて「ナチュラルな感じだがなじめない」といった内容のレポートをしましたが、これは電源ケーブル変更でかなり改善されました。

さていよいよ本題・・・・電源ケーブルも取り替えて、本腰入れてのテストおです

1.HUBBEL8300iの傾向

  • 音の傾向としては、やはり上品で、奥行き方向とセンターに音場が展開する
  • 低域から中低域は、量感よりもシェイプアップされた印象
  • 全体的に各パートの分離感がでる静かな音場展開となることにより、弦楽器(チェロ・バイオリン)などは、定位位置に他の音源ときっちり分かれて生っぽい音に聴こえる
  • AVソースでは、セリフが引っ込み気味で、量感としては、ややさびしい感じ

2.WATTaGATE381の傾向

  • 音の傾向としては、中央定位の音源がHUBBELに比べ、手前にでてくるとともに、全体的に横方向へも広大な音場展開となる
  • 低域から中低域は明らかに、量感が増える。結果、解像度的にはやや後退する傾向だが、これはもしかしたら、いままで聴こえなかった音が聴こえるようになった結果のバランスの変化かもしれない
  • パートについては、一定の分離感を保ちながら、つながりがスムーズで、柔らかい音が聴ける。こいつを音楽性というのであろうか?
  • AVソースでは、セリフが絶妙な位置に定位し、量感も十分。

3.試聴ソースごとの比較

「怒涛万里」鬼太鼓座から一曲目鼕々(とうとう


曲の出だしの三味線の音の比較では、HUBBELとWATTaGATEだと、音源との距離感が大きく違う
HUBBELは、遠くから聴いているようで、太鼓の音の展開と定位もS左右のスピーカーの間に、収まるにの比べ、WATTaGATEは、音源により近づいたような音場で、スピーカーの外側まで広がりによって、包囲感が高まる。

力あふれる大太鼓の迫力は、どちらも解像度高く表現されるが、WATTaGATEのほうが、より力感が伝わり、音像も高解像度ながら大きめである

これまでセンターを奥に定位させたオーケストラ方式の扇型に展開するセッティングを最良としてきたが、今回の試聴で、両翼でのでの奥行き感が感じられたのははじめて・・・

これはリトルプラネットの導入やケーブル交換によるパフォーマンス向上との相乗効果とあいまった、新たな境地に達していると思われる

(結論)
HUBBELも悪くはないが、すくなくともこの曲について、WATTaGATEの圧勝である

「バッハ無伴奏チェロ組曲M・マイスキー84年録音盤より第一楽章

とりたてHiFiな録音ではないが、bebeのリファレンス盤である。

チェロのソロについては、HUBBELのほうが中央定位する音像が、奥行き方向で、十分に引き締まった低域により好印象である。

WATTaGATEに替えると、低域の量感が増し、若干ふくらみ気味となるが、横方向へ広がるため、やはり包囲感が強まる。

この点はレーザーセッティングをさらに追い込むことと、インターコネクトの特性にも起因すると思われる

(結論)
上品な落ち着いた感じとしては、HUBBELに軍配があがるが、全体の柔らかさと力強さのバランスとしてはWATTaGATEとなるが、これは好みかの問題である

「OH!That Cello」Teresa Prez より 6曲目「SWAN」

このソースは逸品館のリトルプラネット+FB1でじっくり聴いたソースである。この曲は中央のチェロと両サイドに展開する細かい音がどこまで聴こえるかというのbebeなりのチェックポイント。

WATTaGATEで聴くと、bebe'sではじめて、逸品館と同じ、広がりと細かい音が聴くことができた。

(結論)
このソースでは広がりと解像度が両立することにより圧倒的にWATTaGATEに軍配。

Don't smoke in Bed ホリーコールトリオから5曲目「テネシーワルツ」

ボーカルについては、チェロ無伴奏と同様の傾向で、ホリーコールの口の大きさと位置に違いがでるが、このあたりはやはりお好み次第。HUBBELのほうがやはり遠く口も小さいが、トリオとしてのバランスはWATTaGATEか?

どちらがリアルなのか判定が難しいが、伴奏楽器、とくにハーモニカについては双方の差はほとんどわからない十分な解像度である。高域方向についてはややWATTaGATEに味がでる印象

(結論)
ボーカルは好き好きだが、低域の量感が音場全体に厚みが出る点については、WATTaGATEのほうが安定感が高く、オーディオ表現的に上回るのではないか?左右の広がりと音の回り込みの、とてもいい感じである

4.総括

この比較については、が、WATTaGATEにはほのかな艶やかさが感じられる。

低域を締めたセッティングのFB1ストレートな音の出方だとされるとリトルプラネットの組み合わせとしては、HUBBELの特性だと少しつまらなく聴こえるのかもしれない。

高域についてはどちらも気にならない、というよりどちらも伸びがいまひとつ・・・。このあたりはFB1の美点なのか、リトルプラネットの特性なのか、あるいはインターコネクトのMITのT4に起因するものなのかは判定不可能。

ただし、音場の展開や定位や広がりをことはさておき、WATaGATEは、情報量が多い。
これは、デジタルケーブルをMITのリファレンスに取り替えたときに感じたのと似ているが、お借りしたWATTaGATEが、ある程度エージングが進んでいたこともあり、高域の部分でまったく気になる感じはなかった。

今回の感想

bebe'sの音も、かなり成熟した音になったもんだなあという感想で自画自賛である。

少なくともWATTaGATEでは、ソースを問わず特段の不満がない

ぜひみなさんも、壁コンセントの交換によるウソのような音の変化を体験されることをおすすめしたいです