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シネマの魅力を余さず引き出すプログレッシブ方式ならではの描写力。
典o優の肌の質感さえ伝えるような描写力、チラつきのない背景・・・プログレッシブ方式なら、シネマ本来の魅力を存分に味わえます。その情報量は、一般のテレビ放送で用いられるインターレース方式の実に2倍。DVP-S9000ESは、そのプログレッシブ変換回路を内蔵したプレステージモデルです。ディスクから読み取った映像信号をほとんど劣化させることなくデジタル処理するため、テレビ内で行うプログレッシブ変換よりさらに高精度なプログレッシブ信号が得られます。

フィルム本来の質感を再現するファースト&ピュアシネマ検出回路。
プログレッシブ方式でフィルムの質感を忠実に再現するためには、正確な3-2逆変換が不可欠です。そこでDVP-S9000ESは、ソニーオリジナルの「ファースト&ピュアシネマ検出回路」を搭載。ディスクに含まれるフラグ信号を読み取り、独自のアルゴリズムで高精度な3-2逆変換を行います。また、フィルム素材でありながらフラグ信号を含んでいないディスクや、編集などの過程でフラグ信号が欠落してしまったような、稀なケースにも動き検出専用マイコンが働き、映像の動きから本来のコマを割り出すことにより、正確な逆変換が可能です。なお、このマイコンはビデオ素材のプログレッシブ変換にも力を発揮。シーンに合わせた最適なアルゴリズムを自動的に選択し、ナチュラルで美しい映像を再生します。



プログレッシブの高画質をさらに高める12bit・54MHzビデオD/Aコンバーター。
プログレッシブ用として、輝度(Y)信号2倍/色(C)信号4倍のオーバーサンプリングが可能な「54MHzビデオD/Aコンバーター」を採用しました。特に輝度信号用として12bit処理、色信号用に11bit処理を行い、高画質化を図っています。さらに内部フィルターにはスーパーサブエイリアスフィルターを採用し、広帯域化と帯域外ノイズの低減を合わせて実現。S/N比、周波数特性を向上させ、きわめてクリアーかつ色鮮やかな映像を可能にしました


ピュアな高画質を実現するLSI、MPEGイメージプロセッサー。
DVP-S9000ESの設計にあたって新たに開発されたのが、MPEG(エムペグ)*画像処理専用の多機能LSI、「MPEGイメージプロセッサー」です。これまでの技術では除去しにくかったMPEG画像再生時に特有の各種ノイズを、高度な技術を二重三重に駆使することによって精度よく検出、効果的に除去・補正。「動き適応型FNR」「BNR」「クリアフレーム」という3つの高画質機能を実現し、ピュアな映像と静止画再生を可能にしています。
*DVDビデオに採用されている画像圧縮技術。




■フィールドノイズを強力に低減する「動き適応型FNR(フィールドノイズリダクション)」
画像背景で目立つフィールドノイズを徹底して低減させる新機能です。前後のフィールドを比較して動き部分を検出するブロックマッチング。ノイズ成分を効率よく抽出するアダマール変換。先進の手法により、ノイズの高精度な検出と除去を実現しました。動画部や細部への影響を抑え、輝度(Y)信号、色(C)信号、各々独立して強力な補正が可能です。


■ブロックノイズを徹底して低減する「BNR(ブロックノイズリダクション)」
画面に細かな境界があらわれるブロックノイズを、目立たない状態まで除去する機能です。ブロック境界近隣のエリアから得られる映像情報、さらにブロックマッチングによる動き情報も反映させてノイズをきわめて高精度に判定し、フィルタリング処理で補正します。この処理を従来の水平方向に加え、垂直方向にも実施することで、効果をいっそう高めています。


■高解像度の美しい静止画を再生する「クリアフレーム」
インターレース方式の場合、前後のフィールドで映像が違うため、美しいフレームポーズが不可能でした。そこで画面の全画素についての動きを検出し、動いた部分はブレのないフィールド処理、動いていない部分は高解像度のフレーム処理を画素単位で適用。静止画再生、およびスロー/コマ送り再生の美しさを格段に向上させました。



ジッターを排除し、安定した高画質を可能にするビデオ専用クロックとビデオデータTBC
高画質と高音質のハイレベルな融合を目指したDVP-S9000ESでは、マスタークロックをオーディオ部においています。それをビデオ用の27MHzに変換する際、微小なジッター(時間軸の揺らぎ)成分も逃さず排除するため、「ビデオ専用クロック(水晶発振器)」を設置しました。ここで揺らぎのないクロック信号を再生成することにより、ジッターに起因する色ムラがない美しい映像再生を実現。また、ビデオ基盤に入力されるビデオデータも、「デジタルTBC(タイムベースコレクター)」を介してビデオ用クロックと同期させてから各ブロックに供給。ピュアで高精度かつ安定した高画質を実現しています。



ソフトや視聴機器、お好みに柔軟に対応する
高機能なビデオイコライザー。
ソフトや視聴機器、お好みに合わせて映像を最適にチューニングできるよう、ビデオイコライザーの機能を大幅に強化しました。例えばコントラストや明るさなどは±20ステップ、ノイズリダクション効果は0〜7段階できめ細かく調節できます。さらに輝度信号に関しては、ディスプレーの性能に応じたガンマ補正が可能です。これらの設定はプレイバックメモリにより、ディスク300枚まで記憶。一度調整を行ったディスクは、いつでも同じ設定で再生することができます。また、自分だけの標準的な設定を5つまで記憶するカスタムメモリーも搭載。接続するディスプレイなどにより好みの画質をすばやく再現したい場合に便利です。



高品質映像が楽しめるD端子、ワイドビッチコンポーネント出力
テレビやモニターとの接続がケーブル一本でできるD2出力端子を搭載。さらに大型プラグの高品質ケーブルでも余裕をもって接続できるワイドピッチコンポーネント出力を採用しました。




空気感さえ伝える高音質。それがスーパーオーディオCD。
徹底した高音質化を図るため、ソニーのスーパーオーディオCDプレイヤーSCD-1の技術を贅沢に投入しました。スーパーオーディオCDは、DSD(ダイレクトストリームデジタル)という独創的な発想が生んだ次世代メディア。現規格のCDをはるかに上回る100kHzまでの再生帯域が確保でき、シーンの空気感、音楽の感動を余すことなく表現することが可能です。DVP-S9000ESは、このスーパーオーディオCD2ch回路を搭載。次世代プレステージモデルにふさわしいピュアな高音質を実現しています。

広帯域のデジタル信号を高純度でパルス再生するための「VC24 Plus」。
「VC24 Plus」は、スーパーオーディオCDの特徴である高精度かつ広帯域のDSD信号を、より高い純度でアナログ信号に変換するための、ACPシステムとパルスジェネレーターを内蔵しています。ACPシステムは、パルス信号に起因するスイッチングひずみを効果的に除去し、振幅軸方向の精度向上を実現。また、パルスジェネレーターは時間軸方向の精度を高めます。一方、DVDビデオやCDのAVデコーダーからの信号も、このLSIに内蔵のデジタルフィルター、ノイズシェイパーによりノイズ成分を除去された後、パルスジェネレーターで時間軸のゆらぎを改善。このようにきわめて高精度な電圧パルスを生成する「VC24 Plus」が、高音質の源泉となっています。

ピュアで高精度な信号を守るカレントパルスD/Aコンバーター。
「VC24 Plus」内蔵のパルスジェネレーターから出力させた電圧パルスを、カレントパルスD/Aコンバーターで電流パルスに変換。安定した定電流源を置き、電圧パルスを用いてスイッチングすることにより、きれいな電流パルスを得ています。なお、このカレントパルスD/Aコンバーターは、DVDビデオの最高位の音声フォーマットであるリニアPCM信号(96kHz・24bit)にも対応しています。

ノイズの混入をシャットアウトするオーディオ部専用独立基盤。
D/Aコンバーター以降のオーディオ部およびオーディオ電源部は専用の回路基盤にマウントし、ビデオ信号処理系との干渉を排除。しかも1.6mm厚の板金で支持し、高周波やノイズの混入をシャットアウトしています。また、回路レイアウトもLch/Rchの信号の流れに沿ったシンメトリー構成を採用。D/Aコンバーター入力からピンジャック出力までをシンプルかつストレートな信号経路で実現するほか、オーディオ基板のメイングランドと他のグランドとの間に極太のジャンパー線を使用することにより低インピーダンス化を図るなど、すみずみにまで高音質を追求したコンストラクションとしています。

ディスクに応じて自動的に切り替わる2種類のオーディオマスタークロック。
音質に有害なジッターの発生を徹底的に低減させるため、従来とは逆転の発想による、音声用クロックを基に映像用のクロックを生成する手法を採用。さらに、ディスクのサンプリング周波数に応じて、45MHz系(SACD/CD/ビデオCD)、49MHz系(DVDビデオ)を自動的に切り替えます。しかも、使用しないクロックの電源は停止させ、ノイズの混入するわずかな可能性も徹底して排除。さらなる高音質化を達成しています。

オーディオ系・ビデオ系ほかで独立したツインRコアトランスを搭載。
ビデオ系・システムコントロール系・サーボ系と、オーディオ系とに独立した2つの大型Rコアトランスを搭載。相互干渉を排し、それぞれの信号の純度を守る余裕のある電源部としました。Rコアトランスは、トランス自体の振動や磁束漏れが非常に小さく、電源部で発生するひずみを抑え、かつ磁気的にもシャーシ内をクリーンに保てます。特にオーディオ系用Rコアトランスには十二分な余裕を持たせたことにより、厚みのある低音の再生を可能にしています。

その高音質を余さず楽しむための「Audio Direct」ボタン。
スーパーオーディオCD/CDをより高音質でお楽しみいただくため、アナログオーディオ信号への影響を排除するモードとして、ビデオ回路の電源を停止させる「ビデオオフ」、デジタルアウト回路への信号供給を停止する「デジタルオフ」、さらに表示パネルの電源をカットする「FLオフ」モードも搭載。またフロントパネルに装備した「Audio Direct」ボタンにより、ビデオオフとデジタルオフをワンタッチで行え、アナログオーディオ専用にすばやく切り換えが可能です。

振動を大幅に低減させる、FBシャーシ&偏心インシュレーター。
シャーシには充分な強度と厚みをもったメタル材を使用。外周を取り囲むフレーム(Frame=枠)と前後に渡したビーム(Beam=梁)により、シャーシ全体をひとつのボックスとして強固に固めました。フレームとビームには異なる形状と大きさを与え、固有振動を解消。さらに無反発ゴム付偏心インシュレーターを採用し、床からの振動が伝わりにくいよう配慮しています。なお、シャーシのバックパネルおよび底板には銅メッキ処理を施し、グランド電位差を減少させることで、ノイズ抑制効果を向上させています。





静粛な信号読み取り環境を実現したプレシジョンドライブFXメカニズム。

高密度記録のDVDディスク、スーパーオーディオCDの信号読み取り精度を従来以上に高めるために、振動の徹底的な抑制を目指しました。そこでベースユニットが駆動してディスクを保持するのではなく、固定式のベースユニットに向かってディスクトレーが移動する「FXメカニズム」を採用。外部・内部両方の振動に強いこの機構と、高速アクセス・高信頼性のプレシジョンドライブが相まって、信号読み取りの精度をさらに高めています。

信号読み取り環境を保護するボックス状のBMCメカデッキ。
ベースユニットを支えるメカデッキに、振動を吸収するBMC素材を使用。上部もカバーしたボックス状とすることで、耐振性と防塵性をともに向上させています。また、インシュレーターを介してシャーシにマウントするなど、入念な振動対策を徹底しました。

各種の設定が容易に行える、アイコン表示のコントロールメニュー。
各種の設定や機能選択が快適に行えるよう、メニュー選択にはカラフルなGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)を採り入れ、わかりやすさをしっかり確保。リモコンのジョイスティックだけで操作が可能なので、希望の項目の選択・設定を、画面を見ながら直観的かつ簡単に行えます。



ホームシアターの雰囲気をこわさない、ディマー連動LED。
室内の照明を落としてホームシアターを楽しむ際、プログレッシブの美しい映像、シネマの魅力により気持ちよく集中していただけるよう、LEDにも配慮しました。FL表示管の明るさを調整するディマーと連動し、各種LEDも輝度を落とすことが出来ます。
※電源表示灯とスーパーオーディオCDのロゴ表示灯を除きます。

暗い室内でも操作がしやすい、自照式&ルミナスリモコン。
付属リモコンは、よく使われるボタン(プレイ、ストップ、ポーズ、ディスプレー)をバックライトによる自照式としました。また、操作ボタンは暗い場所でもわかりやすいルミナス(蓄光)ボタンを採用。照明を落としてDVDビデオを鑑賞する際にも、映画の雰囲気をこわすことなく操作できます